さあ、色々あって時間が空きましたが、作業は終わっているので記事を書いていきますとも。
2は壁の下処理をざっと参りましょう。
壁塗りDIYの手順
- 拭き掃除(壁紙を剥がす場合はここ)
- 養生・マスキング
- 下地の補修
- アク止め(1日以上置く)
- 塗仕上げ
- チリ掃き・片付け
拭き掃除(壁紙を剥がす場合はここ)
日曜大工は掃除が大事です。下地を軽く拭いていきます、私は今回は不織布のフローリングウェットシートで拭きました。
壁紙が強度的にもうだめでボロボロな場合は剥がしちゃいましょう。ホコリが結構出るので換気とマスク、もしあればゴーグルをした方が良いと思います。カビやハウスダストのアレルギー持ちの人は事前に薬を飲んだ方が良いかも。。。
掃除するポイントは、まあ掃除漏れが無いように、また掃除しながら壁の状態でフカフカする場所が無いか、壁紙の上からの方は浮きがないかなどを確認してください。あとで補修します。マスキングや養生する、壁塗り面の縁にあたる部分はしっかりと汚れを落としましょう。
養生・マスキング
とっても大事、サボったらあとがもう大変。
悪い例をご覧ください。面倒くさくて(背が低いので脚立をイチイチ移動しながらマスキングで疲れてしまいました)、天井のマスキング一部サボったんですよ。『どうせ家具が入る辺りだしいっかー♪』
天井に沿ってズタズタなのが分かりますか?まあ、お客さんの入る部屋でもないのでいいんですが・・・
上と左右はマスキングで大丈夫だと思います。下は液体や壁材が落下するので養生しましょう。
ホームセンターで売ってますが、ご紹介します。
リンク先の養生シートは300m×25mのものです。大人数で作業するときは、材料やペンキを持ってうろうろしがちなので、もう少し長めの500mmくらい養生の長さのあるのものの方が良いかもしれませんね。更に床全面に段ボール養生をしても良いです。
私の使っている養生シートですが、ロールになっていてグリーンの部分が粘着テープです。粘着テープを貼った後、ビニール部分を広げていきます。長く設営したままにする可能性がある場合など粘着テープが残る不安のある人は、先にマスキングテープを張った上から、養生すると粘着部分の残りが少なく済むと思います。
養生の伸ばした縁や、つぎ足した切れ目は養生テープでしっかり貼っておくと完璧です。私は一人でやってソッコー撤去するので結構ここら辺はテキトーです。良くない仕事の例です、マネはお勧めしません。
出てきたアイテムを一応おさらいすると、
・養生テープ
・マスキングテープ
・養生シート
があります。
養生テープ撮り忘れていますね。まあ、グリーンのガムテープのようなものとご理解ください。
下地の補修
下地を補修します。
穴やくぼみ→木パテ、または木工ボンドで埋めて凹凸が無いようにする
木パテが無いけど穴を埋めたい場合は裏技で割り箸や爪楊枝を突っ込んで、切り落として埋めるという荒業もあります。なお、この方法は木ネジを使いたい箇所がグスグスになってネジが利かない場合の応急処置にも使えます。表に出る面ではやっちゃ駄目ですよ。
壁紙の浮き→木工ボンドで接着
木工ボンドでせっせと接着します。継ぎ目が心配な時はグラスファイバーのメッシュシートを貼る方法もありますが、かなり丁寧なお仕事ですね。
アク止め(1日以上置く)
さて、今回はアク止め剤といういわゆるコーティング剤を塗っていきます。木やパルプ原料のものはどうしてもアクがありますが、それを染みないようにする作業です。
私が使ったアク止め剤はこちら、名前が素敵なアクドメールです。塗り方は裏に書いてありますので割愛します。
所謂砂壁や繊維壁のパラパラ防止にも。
私は今回は漆喰が薄い色なのもあって、アクが浮くとホラーになるので、しっかり二度塗りしました。
いやー、しかし良くこぼしてるわ(笑)
さて、次回はついに壁を塗っていきますよ。
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また文章には気を配っていますが間違ったことを書くこともままあります。そして誤字多いです、ご容赦ください。
2022.8.15 たま