パンデミックから4年目にして事務所を建てた、在宅フリーランサーの話【その1】

ぼっちフリーランサーを毎度名乗らせてもらっております、たまです。

実は近年実家で仕事をしていましたが、
ついにこの秋、極小事務所を建てて、晴れて事務所の引き渡しに行ってきました。
(まー最近サブスクお試し巡りなんかしていたのも、節約したかったからですが…)

坪数7.5坪(約25㎡)にトイレミニキッチン付きです。
打ち合わせスペースと、デスクでゆったり使える広さです。

『SOHO』なのになぜ事務所を建てるに至ったか、その長い話を口下手なりにブログでまとめたいと思います。

発端はコロナでワークスペースが崩壊したこと

実は私が仕事を始めたのはもう10年以上前です。2009年に前職の建築系コンサルを退職して、1年ほどブラブラして、そのあとなので、もうフリーランサー15年目が見えてきました。
最初は実家からスタートして
「ノートパソコン1つでどこでも行きます」
と言って、家と現場(企業や団体の事務所)で仕事をしていました。

まあでも不定休のフリーランサー、祝日や連休、家族が休みの日などは家で仕事にならず、すぐ『避難場所』が欲しくなります。
我が家は実家も自営業(店舗)だったりその親も自営業の人だったりと割と自営業の多い家なんですが、それでも家族に家でリモートワークをすることについて理解と協力があるかというとそういう訳ではないです。
リモートワークを家でやるにはよっぽど理解のある家族か、全員リモートワークとかでないと無理じゃないかな、と最近思います。いや、独居は余裕か…?

最初はコワーキングスペース、次は納屋の改装、次は何某、コロナ前はフリーランサーが4人ほど集まる所謂顔見知りだけのワークスペースの一角に机だけ置かせて貰ってました。
コロナの影響で解散になり、すべて実家の空き部屋に撤収し今に至ります。

なぜ事務所が必要か、それは『リモート会議』が増えたから

コロナで私は仕事の内容が変わりました。
圧倒的にリモート関係が増え、出向系もとい出前系の仕事はゼロになりました。

リモート会議の運営業などは、どうしてもメモリを盛ったPC+デュアルディスプレイが必須になったので、軽くて動きやすいラップトップ派でしたが、デスクトップへシフトしました。
また、リモート会議も多く、人目が気になるので、コワーキングで仕事ができないです。

コワーキングで仕事をしていた頃は、持ち帰りのチラシの仕上げや、資料作りが主でした。4年で仕事が変わったんです。

コワーキングでお茶を濁したいところですが、そうもできず。
もうこれは誰も言い出さないなら今度は自分で事務所を持つほかないと思い、今に至ります。

そんな訳でベスト・プレイス(by木刀の竜)もとい事務所物件を探し始めたのは2022年の後半頃だったかもしれないです。

2へ続く