秋ですね、涼しくなってきました。
私は箪笥のサイズの関係で春秋の衣替えで毎回わざわざ服を入れ替えするんですが、冬服と言わずに通年ダークトーンや紺色の服が好きです。服はまさに白、黒、グレーのモノトーンコーデばかりで、油断すると黒ずくめになりがちです。あるある。
濃い服にありがちなのが、色落ちです。
特に紺はゴンゴン色落ちします。
今日はそんな暗色の服をレタッチしたいと思います。
と、いうのもAmazonで安くて沢山染められそうな染料ないかなー、と探していたら藍染めキットを発見しました。
これでシャツ15枚もいけるらしいので、レタッチなら重たい衣料でも結構いけるだろうと思ってイタズラに至りました。
今回、やる気スイッチもといAmazonのウィッシュリストというものを作ったのでサイドバーまたはフッターからよろしくお願いします。今回使った藍染め太郎さんもありますよ☆彡
キットの検品
キットが着いたのでチェックも兼ねて開けてみました。やはりいい名前だ、染め太郎。
開けるとムワッと異臭が…!キャベジンの匂いをキツくした様な匂いです。あと、モンシロチョウの飼育カゴの匂い…?(独特の臭い表現)
そうです、草木染めの類は発酵の力を使うものもが多いんでした。藍染めは発酵させた藍で染めるんですよねー。結構この段階でも臭うので、染めはベランダでする事にしました。
内容物はOKでした、どんどん行きます。
用意
・ぬるま湯
・すすぎバケツ
・酢(必須でないらしい)※穀物酢を用意しました
・染めるアイテム
が要ります。
必須でないですが定着液があると良いらしく、酢を3から5倍に薄めたものに最後漬けるようです。
私的に用意してよかったもの及び結局要ったもの
・替えの手袋
あって良かったもの、というか個人的に絶対要ると思うのが「棒」。
混ぜて漬けて、引き揚げては、バケツが深いと手が底まで届かないです。長い手袋は付属してないのでめっちゃ重宝しました。浅いたらい等ですれば良いかもしれませんが、酸化反応で着色する藍の性質上どうですかね。長さはバケツの底までかき混ぜて柄が出る長さの丈夫なものがいいと思います。私はフローリング材の端材を使いました!!
付属の手袋はオマケ程度のものだったので、粗忽な私がついうっかり絞る時に力が入って穴が開いてしまったので、皆様も替えのご用意を強くお勧めします。
作業開始
さてさて、イタズラに入りますよ。
購入ページにも貼ってあった、写真付きの分かりやすい説明書がついていたので、それに沿って私なりにやってみました。
温度は20℃〜40℃の間だそうで、水温を計るものがないのでざっと給湯で35℃のお湯をバケツに用意。
外気温が24℃程度なので冷めてきてもまあ20℃以下にはならないでしょう。これが外気温が適温を下回ったら温度管理は結構面倒になりそうなので、ゆるくやるシーズン的にはリミットでしたね。
混ぜる。
次にアルカリ投入。
混ぜる。
還元剤を満遍なくパラパラ投入。
そっと空気が入らないように混ぜる。
(ちょっと臭いぞ!)
その後15分待つ。
うーん、藍の花=泡はそんな立ってないけど、少しかき混ぜたら泡も立つし、大丈夫そうなのでgoします。
染めるのはエスニック衣料店で買ったフィッシャーマンパンツです。
元の色は黒と、パープルでした。パープルは昔のヤンキーの特攻服みたいな色でしたが、色落ちしてやや小豆色っぽい色に。
素材は綿なのできっと染まるでしょう。
付属の手袋をして、棒でグシグシと染料に漬け込んでいきます。そもそも染料が飛び散ってはいけないですが、藍は酸化反応で染まるので、
どっぷり漬けて→搾りながら引き揚げ→酸化させる→を繰り返して濃い色にする様です。
染め中の写真は難しいので撮ってないですが、途中絞っている時に付属の手袋に穴が空いてしまったので、手袋履き替えた際に途中経過撮影しました。
しっかり色ついてそうです。
もっとムラがあるかと思いきや、結構簡単にムラなく染まっている様な気がしてきたので、少し色落ちしてきたパーカーも急遽投入。
投入して絞って、干してを大体2、3回繰り返して、定着液(酢)へ。あとは軽く濯いで洗濯機で水洗いしました。
あー、酢はですねコップで量りました。コップ2杯の酢に、9杯くらい水を足しました。
記載の濃度は3~5倍とあったので、薄めでしょうか。
仕上がり
ムラはありましたよ☆彡
まー、素人ですし。(ここに来て言い訳)
ムラはこんな感じです、左右対称にムラになってますね。もしかして酸化させる時しっかりシワを開けてなかったのかもしれません。股間や裾は気を付けて開いてくださいね。
パーカーはびふぉ→あふたー、それなりです。普通に染まりました!!結構うれしいです。
そんな感じで初秋のイタズラでした。
ではまた別のイタズラでお会いしましょう。
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また文章にはぼちぼち気を配っていますが間違ったことを書くこともままあります。誤字多いです、ご容赦ください。
2022.10.17 たま